The moment

写真で食っていくためのノウハウ、風景写真のテクニックなど紹介します。

冬山登山マミヤ7Ⅱ 厳寒期・寒冷地 4つの対策 フィルムカメラ

先日、写真家 川野 恭子(きょん♪)さん天狗岳 (八ヶ岳) 冬山登山に同行させていただきました。撮っているところ(つまり何を見ているのか)がまるで違っていて、1本の狭い登山道とはいえそれだけでも捉え方に差異や意図があることに面白みを感じていました。今回持っていったカメラはマミヤ7Ⅱ・ライカM6で、基地となる黒百合ヒュッテで一番冷えたのが-20℃でした。この冬季の北海道などの平野部でも同じくらい冷え込むところがありますが、マミヤ7Ⅱを使うにあたり厳寒期登山や寒冷地で対策すべき4点を紹介します。

f:id:blue_moment:20170126122136j:plain

続きを読む

小池英文写真展「瀬戸内家族」 コニカミノルタプラザ

小池英文写真展「瀬戸内家族」で、日本人が憧れるほどの日本というのがあるんだと気付かされました。記憶の遠くにぼくも同じような光景があったように思います。それは田んぼにまだホタルがいた頃でした。小池さんのささやかなプライベートの宝物であるとともに見る側は忘れていた記憶から共感を引き出す強さがあります。そして、そこに写された写真とともに小池さんの言葉が自然で美しく、写真展会場でそれを立ち読みするのでなく静かに手にとって読みたいと思いで写真集を購入しました。写真というのは2次元に存在するのではなく形を変えて作家の元から羽ばたいていく姿を見る機会でした。

f:id:blue_moment:20170122191733j:plain

「瀬戸内家族」小池英文

続きを読む

フィルム現像+データCD 郵送・ネット写真屋さん

ライカM6を買って1ヶ月経ちました。レンジファインダーはマミヤ7を使っているもののファインダー倍率が違うだけで別物のようです。そこで慣れるためにずっと撮っていたのですがすぐに見たいので近くの写真屋さんに出していましたが(現像:650円・データCD:500円)、 毎日のように数千円出しているのもどうかと思いネット・郵送のフィルム現像所を探してみました。現像所が少なくなって現像価格は軒並み高騰しているかと思いきや、お財布に優しい (というかかなり安い) お店はあるものです。そのあたりをまとめてみました。

f:id:blue_moment:20170111191528j:plain

続きを読む

ISO400 ネガカラーフィルム 価格比較 業務用フィルムより安い!?

予定外のライカ出費があってからは、節約のため自転車で都内を移動しています。意外なことに電車移動と移動時間が変わりません。(世田谷から渋谷:20分・東京駅まで50分くらい)冬とはいえ走っていればすぐに暖かくなるし、知らなかった都内の起伏を知ることになったり、ライカを買うことで生活感にゆるやかな厚みが生まれたように思います。(すっかりライカ信者。)

で、本題ですがISO400 ネガカラーフィルム(135)の価格を調べたところ、単価の安い定番とおもっていた業務用パッケージより通常パッケージの方が安い(!?)ということが分かりました! ほかにコダックアグファの1本あたり価格など比較します。

f:id:blue_moment:20161229004828j:plain

続きを読む

ISO100 ネガカラーフィルム 価格比較 安いのは?高いのは?

今さらですがライカM6を買いました。フィルムカメラは一通り経験したもののライカだけは縁のないものだと思っていましたが、先月のパリフォトで新たな物欲がふつふつと湧いて帰国後に中古屋さん巡りの末、M6購入に至りました。購入してからハイペースでフィルムを消費するようになったので感度ごとの単価の安い36枚撮りフィルム(135フォーマット)を調査しています。まずはISO100 ネガカラーについて紹介します。

f:id:blue_moment:20161222162239j:plain

続きを読む

チャリティー企画写真展「The secret 2016」 銀座

昨年に続き、チャリティー企画写真展「The secret 2016」に参加させていただいております。有名作家の方々と会場をともにさせていただき光栄です!

Misha Erwitt、赤城耕一、安達ロベルト、阿部秀之、有地訓、飯田鉄、伊藤之一、岡嶋和幸、岡本尚也、葛西亜理沙、川隅功、こばやしかをる、佐藤仁重、佐藤倫子、塩澤一洋、鈴木一雄、鈴木光雄、高倉大輔、テラウチマサト、中藤毅彦、野澤勝、浜崎さわこ、藤城一朗、藤田一咲、まるやゆういち、武藤裕也、村田一朗、山崎エリナ、渡辺達生(敬称略)

f:id:blue_moment:20161208133223j:plain

チャリティー企画写真展「The secret 2016」 リコーイメージングスクエア銀座

続きを読む

天然羊毛の極厚ウールインソール 冬のモンゴル防寒装備 その3

ソレルのスノーブーツの場合は用意する必要ありませんが、登山靴のようにインソールを交換できるものであれば、天然羊毛の極厚ウールインソール に入れ替えるだけで足元の保温性がUPします。スーパーフィートのレッドホット などもアルミの輻射熱効果があるのでいいかもしれませんが、ウールインソールは買いやすい価格ですので試してみたいところです。

f:id:blue_moment:20161125145843j:plain

左:ネパールエボ 中:極厚ウール 右:100円ショップ品

続きを読む