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The moment

写真で食っていくためのノウハウ、風景写真のテクニックなど紹介します。

御苗場vol.20横浜 レビュワー賞トリプルノミネート

写真を考える 写真展

参加型写真コンペ 御苗場vol.20横浜は、トリプルノミネート(!?)にも関わらず受賞には至りませんでした。ノミネートのいずれもアートディレクターであったことは、三氏によってこれからの方向性を導かれたようです。

  • 小松 整司氏(エモン・フォトギャラリー ディレクター)
  • 寺内 俊博氏(西武そごう アートコーディネーター)
  • 吉野 弘章氏(東京工芸大学芸術学部写真学科教授)

ちなみにゲッティイメージズ小林 正明氏に手にとってもらい純粋に評価してもらったのですが、扱う立場が違うんだよね(ストックフォト・写真画像代理店)、がんばってね。と言われました。おっしゃる通りです。。笑

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理解されなくていいということ

今まで遍く理解されるものを作ろうとした結果、理解されないというループの中にいました。今回は理解されたい人だけに理解されればいいという切り替えが一定の評価につながったものと考えています。(純度を保つには理解などいらないのかもしれませんが社会の個であること以下にはなり得ません。)終わることないであろう正解と不正解の境界のせめぎ合いに光が差し込み、それはまさにホタルの儚い発光のようでもあります。

今回うっかり受賞していたらおそらく今が違う訳ですが、何より(コンシューマーサービスと領域の異なる)レビュワーの三氏による理解を得られた事自体、ピンポイントではなく面による評価であるため、むしろ受賞よりこっちのほうがいいのではないかとも思えてきます。(単なる強がりか?)

初めて御苗場に参加したのが2012年のこと。このときは全員に理解を求めずっとブースにいました。
(その結果:御苗場vol.10 オーディエンス賞 うーむ。なつかしい。)

一方、今回は分からないなら理解されなくていいと思っていたので「参加してたんですか? どこですか?」と言われてても、見逃されている・印象に残っていない・分からないなら縁がなかったものと思って適当な返事をしたり、4日間御苗場会場にいたものの自分のブース付近に待機ということは一切しませんでした。これはオシム監督がPKメンバーを決めるとロッカールームに去ってしまうことや、Leandro Erlich の言葉に置き換えることができます。

作品を作る行為とは手紙を書いて送るようなものです。メッセージを送ったらアーティストとしてのアクションはそこで終わり。その結果を観客が自由にシェアしてくれたらいいと思います。(Leandro Erlich)

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(番外)nico フランス展示組の健闘

嬉しかったこととして、昨年11月にフランスで展示したメンバーが健闘していたことがあります。言い合わせて参加していた訳でなく、それぞれが意外なものを出していたという印象すらありました。

  • 008 本多 俊一
  • 024 Genta(ノミネート:1)
  • 050 武藤 裕也(ノミネート:3)
  • 093 鵜飼 啓介
  • 191 三橋 康弘(ノミネート:3)

フォトニコの募集開始しましたが、2017年11月のフランス展示も併せてご検討ください。未来を作っていく人たちと関われたらそれこそ幸せです。海外で作品販売という経験だけでなく、印刷物のイメージに使いたいけど使用料はいくら? という予想外の展開もありました。ご参加いただくこととして、パリに滞在した経験や傾向などグループとしてのアドバイス出来る部分があると思います。

パリフォト・サテライト展示報告会

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最後になりましたが、御苗場運営の皆様、見ていただいた方々、そしてノミネートくださった小松さま・寺内さま・吉野さま、どうもありがとうございました! 今回のノミネートは今まで通り続けなさいと言われた気がしました。

(昨日はエレベーターで吉野さんにばったり会うという。びっくりした。。東京ってすごいわ。。)


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