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The moment

写真で食っていくためのノウハウ、風景写真のテクニックなど紹介します。

【登山+撮影 グッツ vol.1】 疲れ軽減 ウールソックス

「なんで登山するのですか?」と尋ねられることがあります。その質問には「なんで苦労してまでさらに不便なところに行くのが不思議です。」という意味合いがあるのを感じます。でも、ぼくが登山をする動機は海外旅行美術館に行くことと同じです。


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詳しい理由は割愛しますが、登山は海外旅行や美術館と同じく、当たり前の生活に気付きひらめきに近いものを感じる機会です。(そして、登山をしている人は、生活や考え方がシンプルであるように感じます。)

撮影を伴う登山は大変!

登山をしながら撮影をしようとすると荷物が増えるだけでなく、ザックを下ろしてカメラの取り出しやレンズ交換など動作が増えるので、思いのほか大変です。


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登山が楽になる?ウールソックス

登山が楽になる道具・装備がありますが、それらは登るための推進力を得るようなものではありません。登山で楽をしたかったら(そして、いい写真を撮りたかったら)、自分の体力を付けることと、道具・装備の補助的な効果を得ることで疲れを軽減させることです。

そこで、疲れ軽減するのグッツのひとつとして、ウールソックスをおすすめします。

夏季によく見かける富士山登山の装備一覧ではまず見ませんが、ウールソックスは初心者ほどおすすめしたい逸品です。


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登山靴内はずっと蒸れている

登山靴の防水性素材でゴアテックスが有名ですが、ゴアテックスをはじめとする防水透湿性は蒸れないというのは言葉の綾であって、登山の最中に登山靴内はずっと蒸れて不快です。

不快な状態は、疲れに直結します。

ゴアテックスは一見シリコン素材(ゴム素材?)のようなフィルムであって、実際に手にとって見ると「え?これが湿気を通すの?」と誰もが思うはずです。

雑に言いうと、ほとんど通さない。でも通さないわけではないというのが率直な使用感です。


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ゴアテックスの生地 薄くて伸縮性があるシリコンっぽい

ゴアテックスが蒸れないと言うのは少なからず語弊があり、実際に蒸れない(蒸れにくい?)という謂れに頷けるようになるのは、いくつかのウエアを試したり何度か登山を経験してからでないと「あー、こういうことか!」と分からないと思います。

(ゴアテックスを否定しているわけでなく、登山においてゴアテックス素材の恩恵は大きい。)

ちなみに夏場の雨の日は、ゴアテックス素材だろうが何であろうがレインウエアはすぐさま、サウナスーツにすり替わり、その行程は苦行そのものです。


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登山靴をドライに ウールの不思議

登山を続ければ汗をかき続けるので、登山中ウエア類をドライにするというのは、冬季であっても難しいかもしれません。(外気温度に関わらず、登りっぱなしなら発熱量が上回る場合がほとんど。)

そこでインナーをできるだけドライにする素材としてウール(メリノウール)があります。

ウールの特徴

  • 汗冷えしにくい

 ウールは含んだ水分を繊維の中に取り込むので、表面に濡れた感じがしません。インナーが濡れて体力のロスになるのを防ぎます。

  • 夏涼しく 冬暖かい

 ウール=冬 というイメージがあると思いますが、ウール自体温度調整機能があり、夏は涼しくなりオールシーズン着用できます。

  • くさくなりにくい

 ウールには天然の抗菌作用があり、臭くなりにくい。肌が触れるインナーやソックスに適した素材と言えます。


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肌触りのいいメリノウール

ウール素材はメリノ種の羊からとれるメリノウールが主流です。メリノウールは繊維が細く、肌触りが柔らかいので着心地・履き心地がいいです。

ほかの素材のウエアに比べて高価ですが、疲労軽減につながる(つまり快適に過ごすために)メリノウールのインナーやソックスをおすすめします。

ちなみにメリノウールソックスは1,500円~4,000円くらい、インナーは9,000円~13,000円くらいです。シャツに1万円!?とびっくりしますが、まずは買いやすいメリノウールソックスを試してみるといいと思います。

ソックスで楽になるのが体感でき、インナーも(正直言って高いですが)値段相応のウエアであることが分かります。(メリノウールインナーはアイスブレーカーが有名。)


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出展:アイスブレーカー(ゴールドウイン)



メリノウール レビュー

スマートウール トレッキングヘビークルー

スマートウールの主流ソックスは、レビュー評価:5つ星のうち4.6点(14件)
まずはスマートウールのレビューを見てみてください。

デザインは地味ですが、機能は抜群に良くその良さは1日使っただけで実感でき、最初に足を通して感じたのが、絨毯の上を歩いているような生地の厚さとクッション性の良さ。それから、ウールの効果か靴の中でも蒸れにくく暖かい。また、足の臭いが緩和されるのもポイント高いです。

一足2000円越えの靴下なんて買ったことなかったですが、やはり高いということはそれなりの性能もあるということなんだなと実感しましたね。


モンベル メリノウール ウォーキング ソックス

モンベル メリノウール ウォーキング ソックスは、レビュー評価:5つ星のうち4.2点(12件)
モンベル メリノウールソックスのレビューはこちらから

足が汗をかいてもすぐにサラサラで気持ちよく、その上温かいです。また、足に適度にフィットするので歩きやすいです。

ウールの入ったパイルが気持ち良い。足にもフィットするし、なによりもちくちくしないところが気に入っている。


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登山で楽をする=不快な状態にしない=ドライで快適に

メリノウールソックスは登山靴内をドライにするので、夏場でも厚めのソックスを履くことができます。これはクッション性による疲労軽減を期待することもできます。

また靴ずれの原因は、蒸れてしわしわになった皮膚が擦れ続けることです。ウールソックスを履くことで靴ずれを予防・軽減することができます。


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メリノウール 5本指 ソックス

ウールソックスの快適性に慣れてしまうと、他の素材の靴下が窮屈に感じてしまうほどです。そして以前から5本指タイプのものを探していたのですが、日常~日帰り登山にも使えそうなものとして、モンベル・キャラバンから、5本指ソックスが出ているようです。

(登山ショップで見かける、シルク製5本指インナーソックス(クロスプロ)も試したい。)


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モンベルのメリノウールラインナップは大まかに4種類あり、ウォーキングトラベルシリーズに5本指ソックスがあります。下に挙げている上記のものほど厚みがあり、普段使いにはウォーキング・トラベルくらいがちょうどいいです。

  • アルパイン:冬季登山用
  • トレッキング:3シーズン登山用
  • ウォーキング(5本指あり):普段使い
  • トラベル(5本指あり):普段使い




【まとめ】楽をする=安心できるものを揃える

5本指タイプを選ぶかは好みですが、日常使いでウールソックスの良さが十分に分かります。いい登山靴・いいザックなどは実際に登山をしないとその具合がどうなのか分かりませんが、ウールソックスは今日からでも試すことができます。その良さがどのようなものなのかをあらかじめ試して、快適な登山を目指してはいかがでしょうか?



あらかじめ安心できるものを揃えておくことは、出発前から心のゆとりになるでしょう。登山で楽をするというのはこういったところからはじまると思います。



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