ロシアの軍事侵攻に抗戦するウクライナに向けて国内外で寄付活動が行われています。仮想通貨による寄付に加えて、NFTの売り上げを寄付に充てたり、現地団体がNFTを販売してダイレクトに活動資金を調達している様子、NFTの構造性を使った寄付活動をピックアップします。
ウクライナ政府・団体への寄付 活動資金調達【仮想通貨・NFT】
ロシアの軍事侵攻に抗戦するウクライナに向けて国内外で寄付活動が行われています。ウクライナ政府は3/1(火)に仮想通貨の寄付金受付をビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、テザー(USDT)、ポルカドット(DOT)による寄付金の受付を開始し殺到しているそう。
また、仮想通貨と共にNFTを通じての寄付活動や、現地資金調達の動きも見られます。かつて日本が震災の際に電話通信が使えなくなりましたが、そこで活躍したのがTwitter(SNS)でした。当時はユーザーがまだ多くなかったツールを活用し状況の最大化できる動きに似ています。
- [FT]NFTや仮想通貨 デジタルで戦費を賄うウクライナ
寄付額や内容が想像を上回るもので驚きます(有料会員限定記事)
www.nikkei.com
写真NFTを販売して寄付や現地活動資金に充てる
現地情報を伝える手段としてSNSは大手報道よりローカルな視点を伝えていましたが、NFTを発行することで緊急時の資金調達手段になります。
こちらは一例:マグナムフォトのLorenzo Meloni が参画している写真NFTを販売するObscura DAO。撮影業をしている身としては非常に興味深いものです。
In an effort to support reporters covering breaking news and conflict zones independently and without the support of the media outlets, Obscura facilitates this first edition with Lorenzo Meloni from Magnum Photos reporting from Ukraine.100% of the proceeds of the Emergency Reporting Commission are distributed amongst selected active photographers on the ground to support their efforts to document during moments of conflict.
Obscuraは、紛争地域を取材する記者を支援するため、ウクライナからマグナム・フォトのロレンゾ・メローニ氏を招き、この第1回目のイベントを開催します。緊急報告委員会の収益金は100%、現地で活躍する写真家に分配され、紛争の瞬間を記録する努力を支援します。
Generativemasksによる寄付活動
⚡NFT @generativemasks のホルダーが作成可能
⚡.001ETH以上で寄付額を自由に設定、NFTと引換え@Ukraine のアドレスに寄付をしながらウクライナカラーのNFTをmintできる体験😲すべての動きがコントラクト上で可視化されています✨
Generativemasks ウクライナ版ローンチ
— miin | NFT情報コレクター (@NftPinuts) 2022年3月3日
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ウクライナ政府の呼びかけ 仮想通貨による寄付
Mykhailo Fedorov(デジタルトランスフォーメーション担当大臣・ウクライナの政治史上最年少の大臣)は2月26日に仮想通貨による寄付呼びかけをツイート。
政府は近日中にさらに多くの暗号通貨を受け入れる予定ということ。
寄付の際は元ツイートをご確認ください。
寄付受け入れ通貨(3月5日 時点)
- $BTC: 357a3So9CbsNfBBgFYACGvxxS6tMaDoa1P
- $ETH and USDT (ERC-20) : 0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14
- $DOT: 1x8aa2N2Ar9SQweJv9vsuZn3WYDHu7gMQu1RePjZuBe33Hv.
Stand with the people of Ukraine
— Mykhailo Fedorov (@FedorovMykhailo) 2022年2月26日
Now accepting cryptocurrency donations. Ethereum. Bitcoin and Tether (USDTtrc20)
BTC — 357a3So9CbsNfBBgFYACGvxxS6tMaDoa1P
ETH — 0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14
USDT (trc20) — TEFccmfQ38cZS1DTZVhsxKVDckA8Y6VfCy
Stand with the people of Ukraine. Now accepting cryptocurrency donations. Bitcoin, Ethereum and USDT.
— Ukraine / Україна (@Ukraine) 2022年2月26日
BTC - 357a3So9CbsNfBBgFYACGvxxS6tMaDoa1P
ETH and USDT (ERC-20) - 0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14
The people of Ukraine are grateful for the support and donations from the global crypto community as we protect our freedom. We are now accepting Polkadot donations too: $DOT: 1x8aa2N2Ar9SQweJv9vsuZn3WYDHu7gMQu1RePjZuBe33Hv.
— Ukraine / Україна (@Ukraine) 2022年3月1日
More cryptocurrencies to be accepted soon.
個人でできる寄付の多様化
NFT自体は様々な特徴を持ち、即金性がありさらに即送金ができます。
ポジティブ・ネガティブの波がありながらNFTの利用方法は、今後拡大していく事が想像できます。
さて、私は業界インフルエンサー 仮想Nishi さんが、歌手の一ノ瀬菜子さんに送った ラブレターNFTをチャリティーオークションに出しました。
これは購入直後に詐欺師が寄ってきたり、2021年12月に開催したartPotluck(トークイベント)で話題になったNFTです。
Openseaの調子が悪いようでオークション形式にできなかったのでオファーにてご参加ください!
>> Loveletter to NAKO (Opensea)
仮想NISHIさん @Nishi8maru のラブレター💌
— 👁🗨mutoyuya.eth | 武藤 裕也 FND (@sunnyday_photo) 2022年3月4日
売り上げをウクライナ政府に寄付します🇺🇦✨
💟チャリティオークション💟
🔸開始:3/5(土) 00:00
🔸終了:3/6(日) 23:59
🇺🇦オファーにてご参加ください!
🇺🇦終了直前に入札があった場合は延長https://t.co/Fa6QWjnRZQ#NFT #NFTs pic.twitter.com/kNvX9OF4sy
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