写真展 一滴の継承 2日目も沢山の方々、著名作家さんにお越しくださいました。まさか(!)野町 和嘉(のまち かずよし)先生とお話させていただくとは思ってもみなかったのですが、かつて富士フイルムフォトサロン展示で悔しい経験したのを思い出しました。
写真展は勝手にやるもの
会社を辞めてから 富士フイルムフォトサロンの展示 を最初の目標にしていました。そこでカメラ誌でしか見たことのない方を会場で見かけるものの見向きされることなく素通りされるなど、悔しく思っていましたがそもそも写真展は自分の都合で勝手にやるものであって作品をどのように解釈するのか以前に、見るも見ないのも自由です。
その時に限らず今回も同じく、会場に一歩入るもののすぐさま踵を返す姿は少なくありません。でも、今となってはそういうシーン当然はあるものとして認識しています。
(もう少し言うならば、招待したのに来てくれない!と嘆くのはエゴなのではないでしょうか。)
そんな中、野町和嘉先生はひとつひとつ作品の前に立ってくださいました。メガネをされていたので気づかなかったのですが、最後に芳名の段階で「え!野町先生???まさか!!」とやっと分かったのです。
使命感をもっているかどうか
会社をやめた後、裏磐梯に6ヶ月滞在して撮影していた時期があります。その区切りとした理由は様々ありますが、当時影響を受けた人物として野町和嘉先生の存在があって、作家活動に対する使命感というものを強く感じていました。
(野町和嘉先生は2009年に紫綬褒章受章されていますが、ぼくが裏磐梯にいたのも2009年、同時期のことです。)
(比べるのもおこがましいのですが、)一方で、いったい自分は何なんだろうという答えを見つけられなかったことにあります。
そんな過去の自分とリンクする2日目でしたが、振り返って考えれば考えるほど贅沢な時間であると実感しています。
(公文さんのアシスタントとかしてみたい...)
(こんな余裕たっぷりの表情できないとイカンなぁ...)
【本日開催】5/21(土)Goto Aki × 武藤 裕也 風景写真クロストーク
- 開催:2016年5月21日(土)
- 時間:14:00~15:00
- 場所:キヤノンギャラリー銀座(東京都中央区銀座3-9-7)
- 参加無料(座席の用意はありません。)
状況により入場制限を行う場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。