72Gallery(TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY)にて開催のグループ展:T.I.P MEMBERS EXHIBITIONのプリントはA1サイズ12枚にしました。展示候補はいくつかあったのですが、今回の展示スペースは約3.9m×2.1mと広く、A4~A3サイズくらいで構成するなら何枚あっても足りないなあ、、大きくして相応しいものはないかな、、と考えて、放射性廃棄物処分場シリーズの展示に決めました。候補地の通達からちょうど1年経ったということも選んだ理由です。
自由が丘スタジオの酒井さん
フォトニコが終わってからしばらく地方滞在が続いたありなかなか取り掛かれず、そう決めたのも7月にずいぶん入ってから。。いつものようにプリントスタジオ ENDOの遠藤さんに納期確認したけど額装が間に合わない。。
でもいつも無理なお願いを聞いてくれる酒井さんに相談したら、その場でプリント用紙を注文してくれました。(いつも即決!)
ポスターサイズプリント
以前ポスターサイズのプリントで困っていたところ偶然、鈴木 光雄さんが通りかかって助けてくれたということがありました。それ以来ポスターサイズのプリント・操作はブラックボックスです。
キヤノン imagePROGRAF iPF6450
やってみないと何が分からないのかも言えないので、とりあえずやってみます。
ロール紙の入れ替え
まずロール紙の入れ替え、紙は普段使っているキヤノンの微粒子光沢ラスター紙です。これはロール紙の場合、プレミアム半光沢紙2(厚口)という名称に変わります。
余談ですが、キヤノン展示でもプレミアム半光沢紙2(厚口)を使いました。
入れ替えに紙送りなど操作が必要ですが、液晶画面の指示にしたがって位置決めするだけなので、思ったよりスムーズでした。
iPF6450 プリント操作
iPF6450 インク交換
iPF6450はダブルヘッドモデル
プリントはびっくりするほど早いです。どうやらプリントヘッド 6色一体型のダブルヘッド搭載モデルなので一般的なA1サイズ出力より倍くらい早いのかもしれません。
・・・と思って調べましたが、実際には20%スピード向上とのことです。それでも十分に早く、平行してハレパネ作業していると、どんどんプリントが溜まってくる程です。
思いのほか簡単で、しかも早く仕上がりました。
iPF6450は思いのほか安い
ポスターサイズプリントが思いのほか簡単で調べていたところ、iPF6450は20万円台で買えるようです。
大判プリンターは100万円くらいするのかと思っていましたが、既に過去のことなんですね。いろいろとびっくりです。
自宅でA1ノビ
大判プリンタを使わせてもらって、踏ん切りが必要な割には中途半端なA2サイズのプリンタを買うなら、iPF6450買ったほうがいいんじゃないか?と思いました。知られていませんが、カット紙よりロール紙は割安です。
スペースさえあれば、自宅でA1ノビサイズまでプリント出来るようになったのですね。
ポスタープリントしてみたい人
iPF6450でプリント屋さんやったらどうですか?と酒井さんに冗談半分に提案してもらいましたが、業務となると今回のように簡単には行きません。
でも、やってみたい人は酒井さんかぼくのところまでご連絡ください。普段会う機会のある方限定くらいならなんとか出来るかもしれません。