フォトニコという写真グループ展を開催して今年で4年目になります。フォトニコは展示の延長上にある写真作品の売買を目的としたグループ展なのですが、2年連続でグループ展全体としての作品売買高は100万円超えています。具体的には、2014年:1,233,925円(141点) 2015年:1,225,956円(191点)です。(例えば2015年についてはこちら)
フォトニコの売買高 写真展をやるのは簡単! でも販売は?
そもそもフォトニコって何???というところからはじめるべきでしょうが、そのあたりはフォトニコサイトやサイト内のブログの過去記事をみてくださいませ。
写真展をやるのは比較的カンタン! でも販売はむずかしい?? 本当に売れると明言できるのは身内買いでなく、第三者に買ってもらうことだと思っています。
冷静な視線で第三者に評価してもらうことこそ作品の価値と言えると考えていますが、改めて誰かが買って部屋に飾られる可能性を想像すると、制作アプローチが変わる・広がるのではないでしょうか。このような思考の新しい角度が生まれ、制作の多様性といえる足がかりになれば嬉しいです。
そんな写真グループ展はただいま参加者募集中です。今までのコア年代は20-30代で、特別に賞など設定しているわけではないですが、若手作家のエントリー的な位置づけになるべく、講座などイベントも併せて開催しています。
過去の参加者リストを見ると、あ!この人も参加してたんだ!!というべき今となっては有名作家やギャラリー契約をしている方々がいらっしゃいます。
申し込みは今週金曜日、2016年7月15日(金)23:59 で締め切りです。
参加したから誰でも買い手がつくという訳ではなく、そもそも作品としての魅力というものが必要ですが、作品売買という行為を知り、いずれ第三者に作品を買ってもらう経験をすると、その後ポコポコ売れるよう成長するのではないかと感じています。
(売れることが全てではないですが)そういった経験をしてもらえたらいいなと思っています。ご興味ありましたらご参加よろしくお願いいたします。
繰り返しますが、申し込みは今週金曜日、2016年7月15日(金)23:59 で締め切りです。
関連イベントは引き続き募集中です。
写真で食うために 作家活動編
作家活動の方法は100人100様です。正解のないフィールドですが、武藤裕也・本多俊一 それぞれが考えている作家活動の視点と経験・展望を紹介します。前半は武藤裕也が作家活動の戦略的な内容を、後半は本多俊一が作家を取り巻く写真業界の情勢をお話します。
- 日程:2016年8月17日(水)
- 時間:19:00 ~ 20:00
- 場所:72Gallery
>> 詳細・お申し込み
写真作家キイロ トークイベント&交流会
フランス・ブルターニュ「Festival La Gacilly Photo」に招待作家として展示中のキイロさんをお招きして、今までとこれからの活動や制作についてお話いただきます。
- 日程:2016年8月20日(土)
- 時間:19:00 ~ 20:00
- 場所:72Gallery
>> 詳細・お申し込み