気象庁は3/17(土)に東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。平年より9日、昨年より4日早いとのことですが、今週ずっと冷えるのであたりが桜一色になるのはまだ先になるでしょうか。4月は5本、桜と春の花の撮影ツアーを予定しています。
甲州の銘木 王仁塚の一本桜
甲州の名木:慈雲寺と周林禅寺 残雪の八ヶ岳映える一本桜:王仁塚
桜の名所は全国にあって行きたいところばかりですが、4月8日(日)日帰り撮影ツアーにて、山梨の銘木・一本桜として有名な、王仁塚・慈雲寺・周林禅寺に向かいます。
王仁塚の桜
わに塚の桜は日本武尊の王子武田王の墓、前方後円墳、王仁族が住んでいた所と諸説ある場所として知られてます。また、古くからの言い伝えでは、日本武尊の王子の武田王がこの地域を治めた後、埋葬された場所なので王仁塚と呼ぶようになったともいわれています。
空気が澄んでいると桜の右側に八ヶ岳連峰が並びます
桜の足元は春の花が咲きます
王仁塚の桜 概要
- エドヒガンザクラ
- 推定樹齢:300年
- 幹周り:3.6m
- 樹高:17m
- 見頃:4月上旬~4月中旬
慈雲寺の桜
樋口一葉の記念碑で知られる慈雲寺。慈雲寺の桜は県の天然記念物で満開時に根本から上を見上げるとサクラの天蓋のようです。樹齢300年以上のシダレザクラは、糸が垂れたように淡い紅色の花を咲かせることからイトザクラと推定されています。
周辺から眺めるための脚立が設置していて近景・遠景で桜の撮影ができます
空を塞ぐ天蓋と称されるイトザクラ
慈雲寺の桜 概要
- イトザクラ
- 推定樹齢:300年
- 幹周り:2.0m
- 樹高:14m
- 見頃:4月上旬
周林禅寺の桜
周林禅寺は慈雲寺から徒歩圏内にも関わらず、ほとんど観光客のいない隠れスポットです。慈雲寺の桜よりも小ぶりだが、枝垂れた枝先は地面に届くほどのボリュームです。雪洞桜(ボンボリサクラ)の張り紙があるなどまさに雪洞に見え形の良さが特徴のイトザクラです。周林禅寺は臨済宗妙心寺派で1502年開創。本尊は南無延命地蔵菩薩。
周林禅師の門構えと樹齢120年のイトザクラ
敷地内から外側に向かって
周林禅寺の桜 概要
- イトザクラ
- 推定樹齢:120年
- 見頃:4月上旬