The moment

写真で食っていくためのノウハウ、風景写真のテクニックなど紹介します。

写真を考える

今さらモノクロ暗室を作った訳 PHaT PHOTO文化祭 #PPS文化祭

「PHaT PHOTO」写真教室 文化祭のライトニングトーク参加しました。ライトニングトークとは、5分間でプレゼンテーションを次々と行う発表機会で、作品制作に関することやレンズについて、受賞して変わった内外のことなど写真にまつわる様々な意見交換の機会…

パリフォト・サテライト展示 写真のコミュニケーション

パリフォト・サテライト展示 から帰ってきました。公式報告は改めて行うとして、個人的感想・雑感です。全体的に来場者の興味をもってくれたのは何かしら仕掛けのあるものでした。例えばぼくの展示(写真下)を挙げると、平行・対・対峙もしく既視感など直感…

ココハナフォトフェス2017 思考のストレッチとインスタ映え

心に花を*フォトプロジェクト ココハナのお付き合いは6年くらいになるでしょうか。唯一の体育会系ワークショップとして今年もご協力させていただきます。今年のテーマは、思考のストレッチ・写真の筋トレレシピです。インスタ映えというワードをよく見ます…

旅とは新しい風景をみることではなく、新しい目をもつこと

自分探しの旅なんてそれっぽい言葉があるけど、よそに自分を求めたところで見つかるはずはないでしょう。驚く景色に出会おうがが世界遺産を巡ろうが単なる暇つぶしに過ぎず、良くも悪くもカルチャーショックのような体験をしてこそ旅といえるのではないかと…

おときた駿氏 都議選ポスター撮影しました!

2014年東京都知事選、たまたまツイッター経由で家入かずま候補のカメラマンをしてから政治は誰もが身近にあるべきだと気付きました。それまでは仮に消費税が10%になろうが15%になろうが黙っていたと思います。それ以来、筆談ホステスで有名になった 斉藤りえ…

御苗場vol.20横浜 レビュワー賞トリプルノミネート

参加型写真コンペ 御苗場vol.20横浜は、トリプルノミネート(!?)にも関わらず受賞には至りませんでした。ノミネートのいずれもアートディレクターであったことは、三氏によってこれからの方向性を導かれたようです。 小松 整司氏(エモン・フォトギャラリ…

御苗場 vol.20 横浜 ブースNo.50にて参加してます!

国内最大の写真の見本市 CP+と同時開催の参加型写真コンペ御苗場にブースNo.50にて参加しています。1億総カメラマン時代になった今、きれいな写真・上手な写真が物足りなくなったことと同時に光の化学反応と定着という行為・写真に起源に改めて注目して制作…

風景写真を考えるvol.8 写真は出会いの芸術・記録性が命

本州の山岳帯は9月中旬から紅葉がはじまっていて、乗鞍は毎年9月下旬~10月上旬に紅葉の見頃を迎えます。今年は長雨と台風の影響で、乗鞍の紅葉は例年に比べ赤色がくすんだように見えました。乗鞍は気軽に山岳風景を楽しめるエリアとして写真撮影に人気のエ…

むらいさち写真集 FantaSea(ファンタシー) あとがき

伊藤忠青山アートスクエアで、むらいさちさんの写真展 FantaSea(ファンタシー)が開催されています。さちさんの写真は理屈で説明するものではなく、目に飛びこんでくる視覚的な写真で在り方を提示しています。なのでこんなふうにいうのも場違いかもしれませ…

2年連続で総作品売買高100万円超え フォトニコ写真グループ展

フォトニコという写真グループ展を開催して今年で4年目になります。フォトニコは展示の延長上にある写真作品の売買を目的としたグループ展なのですが、2年連続でグループ展全体としての作品売買高は100万円超えています。具体的には、2014年:1,233,925円(1…

今ならパリ・フォト往復チケットが4万円台で買える!?

一度は行きたいパリ・フォトですが、フランス・パリまでの航空券費用や滞在費やそれに伴う滞在期間を考えると簡単に行けるものではありません。でも、パリ・フォト開催の半年前に航空券を手配すれば半額以下で往復チケットの購入ができます!! え?今なら4…

本日最終日 5/25(水)15:00まで!マイルールで追い込む

写真展 一滴の継承は 5/19(木)からはじまり、本日 5/25(水)が最終日で開催時間は 15:00 までです。日曜日に来たんだけどギャラリー休みなの!?残念!!というコメントやメールを頂くのですが、もし今日お越しくださる方はそのような事がないように開催…

Goto Akiさんをゲストに風景写真クロストークしました!3日目

写真展 2日目に野町和嘉先生が会場にお越しくださったことを書きましたが、ぼくが驚いた以上に周りの方々が驚いていました。贅沢な話はそれだけでなく、写真展3日目はキヤノンカレンダー作家の Goto Aki さん、司会に編集者の 畠田 大詩 さんをお迎えしクロ…

写真展は自己都合で勝手にやっているもの 一滴の継承 2日目

写真展 一滴の継承 2日目も沢山の方々、著名作家さんにお越しくださいました。まさか(!)野町 和嘉(のまち かずよし)先生とお話させていただくとは思ってもみなかったのですが、かつて富士フイルムフォトサロン展示で悔しい経験したのを思い出しました。…

トークゲスト:キヤノンカレンダー作家のGoto Akiさん!【5/21(土)イベント】

5/19(木)から写真展 一滴の継承 がはじまります。5/21(土)にトークイベントを予定していますが、ゲストはなんとキヤノンカレンダー作家の Goto Aki さんがお越しくださいます!! Goto Akiさん 2015年 キヤノンカレンダー作品の展示 写真展 elements 時…

ギャラリー模型を作って空間構成で作品セレクト

写真展「一滴の継承」にあたって、1/10スケール キヤノンギャラリーの模型を作りました。模型を作り会場の空間レイアウトを踏まえたセレクトを考えました。(PHaT PHOTO vol.92 2016 3-4月号で掲載あります。)ギャラリー模型とはいえ展示会場にいるかのよう

風景写真の講座・撮影ツアー女性参加が多い!風景写真女子!?

毎回という訳ではないですが、風景写真に関する講座や撮影ツアーの参加者で8~9割が女性ということがあります。◯◯女子というワードが現れては消えていきますが、風景写真女子という単語が今後出てくるかもしれません。。昨年末のこと。講座の9割が女性でした…

写真展 The secret 2015 バライタプリント・写真の価値

光を定着できることは 空をとぶのと同じくらいに 自由であると考えています

鷲尾倫夫写真展 巡歴の道 オキナワ II で思わず泣いてしまった

鷲尾倫夫写真展「巡歴の道 オキナワ II」(銀座ニコンサロン)の会場を一周したところで不意に涙が止まらなくなってしまった。見かねた鷲尾さんは「君にこれをあげるよ」と写真集を差し出してくださった。写真展会場にいるとどこからともなく湧いてくる感情…

武藤裕也写真展「一滴の継承」キヤノンギャラリー銀座・梅田・福岡

9月下旬から山間部の紅葉前線が麓に降りてきてバタバタしています。いわゆる仕事という義務感やストレスとは別の忙しさで感謝です。先日キヤノンギャラリーから正式通達をいただきましたので、2016年の写真展「一滴の継承」告知をいたします。キヤノンギャラ…

脱定番!花火写真 講座~実習 ココハナデイ2015

「花火」をWEB検索すると似たような写真が並びます。デジタルカメラの台頭によって花火写真はプロもアマもさほど差がないのかもしれません。そこで花火写真とは?考えて花火写真の視野を広げるワークショップをココハナデイ2015で開催いたします。そもそも定…

PHaT PHOTO vol.89 9-10月号 課外授業 山写真担当しました

只今発売中、PHaT PHOTO vol.89 9-10月号 課外授業【第九回 山写真】の担当をさせていただきました。ただでさえ負荷のある登山とさらに撮影となると負担が大きくなってしまいます。ぼくの経験上ひとことで言うとスムーズ・シンプルが一番と感じています。限…

【風景写真を考える vol.7】撮影ツアーで正解を求めると(思考や視野が)限定的になる / 表現とは自己紹介

旅行会社クラブツーリズムの撮影ツアーに同行する講師をしています。講師というのは現地ガイドであったり、撮影に関するノウハウをお伝えする役割です。今年の桜は例年より1週間くらい早かったでしょうか。撮影ツアーは例年の開花状況に合わせて日程を決める…

【御苗場vol.16 横浜】 勝手にレビュワー賞 ノミネート(3.1日目) 003 工藤 拓

いろんな写真を見ていると自分の好みが分かったり、また、自分の生活や環境とともに好みが変化していくのが分かります。(それも面白いところ。)蘇るように現れる感覚のひとつに、煮詰まった鍋の底にある焦げカスのようなものに人間性を感じて惹かれます。…

【御苗場vol.16 横浜】 勝手にレビュワー賞 ノミネート(3.0日目) 御苗場OB 文本 貴士

先日コダックのフィルム価格値上げがありました。ポートラ800の120パックはカメラ量販店で11,420円、つまり120ロール1本:2,000円を超えます。。久しぶりに御苗場OB(ですか?)の文本さんに会って値上げ前に買いだめをしたのか尋ねたら、もちろん買いだめし…

【御苗場vol.16 横浜】 勝手にレビュワー賞 ノミネート(2.1日目) 022 橋本 有史

御苗場会場に様々な作品が並ぶ中、広く眺めて見てもどれもレベルが高いため選ぶのに難しく、御苗場2日目は風景写真といえるカテゴリーから選ぼうと思っていました。とは言っても絵柄が風景でもコンセプトによっては風景写真ではなくなるのが判断に難しいとこ…

【御苗場vol.16 横浜】 勝手にレビュワー賞 ノミネート(2.0日目) 218 大塚 栄二

御苗場という特性上、まずは足を止める何かが必要 写真コンペの審査方式は様々ですが、御苗場の場合広い会場に沢山の作品が並ぶので少なくとも足を止めるに値する何かが欲しいと思います。最初は表面的なアプローチ、つまり絵柄や展示方法にあります。でも、…

【御苗場vol.16 横浜】 勝手にレビュワー賞 ノミネート(1日目) S11 田村 翔平

写真コンペで審査状況が公開されるものがありますが、最終審査のみでごく一部です。御苗場の特徴であり面白いのは審査するレビュワーが同じ会場内にいてコミュニケーションをとれることにあります。応募作品が公開されていることを活かし、ぼくも勝手にレビ…