「花火」をWEB検索すると似たような写真が並びます。デジタルカメラの台頭によって花火写真はプロもアマもさほど差がないのかもしれません。そこで花火写真とは?考えて花火写真の視野を広げるワークショップをココハナデイ2015で開催いたします。
花火写真ってプロもアマも差がない?
「花火」でGoogle画像検索すると、このような画像が並びます。さらにスクロールしてもどこまでも同じ。その理由のひとつとして、花火という存在の強さから誰がとっても同じ、似たり寄ったりの写真になるのかもしれません。花火でオリジナリティを求めるのは難しいのでしょうか。
なぜ同じ花火写真が並ぶ?
花火写真のイメージはなぜ似るのでしょうか?先に挙げたようにそもそも花火の存在が強いことのほかに、日本人特有とも言えることで、作例に習うことが正しいという文化の中を多くの写真が通り抜けて行ったため、このようなことが起こっているのかもしれません。ゴミは持ち帰るという文化と同じ位置に空気を読む、同調することが良いという見方があります。そして、花火写真はこうあるべきという無意識が「花火」のWEB検索に結果にあるのかもしれません。
花火写真の目的とともに撮影ツールを選ぶ
花火写真に限らず目的や落とし所を決めずにレンズは?設定は?と探し歩くのはあまりに盲目的です。ココハナデイ当日は脱定番!花火写真の講座の後、あまり固くならずとも何となくイメージを作って現地実習先、こうのす花火大会に向かいます。(繰り返しますが、固くならずに。。)
比較明合成で花火写真
撮影ツールとは、最終目的のイメージをたぐり寄せるためのものです。そこで花火撮影でよく使われるようになった比較明合成の方法を(時間があれば)フリーソフトとフォトショップで紹介し、ちょっとした味付けなどテクニカル的なこともお伝えする予定です。
花火写真は光遊び
- Photograph ≠ 写真
- Photograph = 光画(光が描くもの)
どう捉えるかは各々の解釈ですが、花火こそ光遊びが面白いものです。花火とは?を自由に解釈することが(WEB検索に並ばないような)オリジナル花火写真になるのではないでしょうか。
脱定番!花火写真 講座~実習 ココハナデイ2015
フォトイベント ココハナデイ
被災地の人達の心に花を届けたいと、「ココハナ写真展」は東北巡回展示を行ってきました。その展示が実現したのも、被災地でがんばっている人達の助けがあってのことでした。 震災後咲かなくなってしまった桜の話を被災地の方に伺ったのをきっかけに、『また、桜の花を咲かせたい!』と考え、その資金を集めるためのフォトイベント『ココハナデイ』を開催しています。
脱定番!花火写真 講座~実習 ココハナデイ2015
花火写真に限らずいわゆる正解に囚われることのないよう、視野を広げる機会になればと思っています。
- 日程:10月10日
- 講座 14:00~ 原宿SO-SPACE 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-3
- 実習 18:00~ こうのす花火大会(実習からの参加NG)
- 定員 20名
- 料金 5,000円