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The moment

写真で食っていくためのノウハウ、風景写真のテクニックなど紹介します。

SEALDs(シールズ)本がアマゾンランキング1位に!

火花(芥川龍之介賞受賞作:又吉 直樹著)を抜いて、SEALDs(シールズ)の「民主主義ってなんだ?」がアマゾンランキング(日本文学)1位になっています!


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解説本じゃない それぞれの言葉

「民主主義ってなんだ?」のいいところは、民主主義とはこうだこうあるべきだという解説でなく、高橋源一郎氏(明治大学教授)・牛田悦正氏・奥田愛基氏・芝田万奈氏の対談で、それぞれ自身の言葉で語られているので、専門知識がなくても分かりやすいところです。政治が遠い他者ではなく、一人ひとりが関係していくことを改めて認識するきっかけになります。

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記憶にあたらしい8月30日国会前デモ(!)


はじめに 高橋源一郎

SEALDs(シールズ)と同じ年代のころ、同じくデモ活動をされていたという、高橋源一郎氏の語りかけからはじまります。その姿すら重なるかのようです。

(前略)それから・・・それから、ちょっとハラハラもしていた。なぜなら、ぼくも、奥田君たちと同じ年齢の頃、同じようなことをやっていて、それがともてたいへんだったことを覚えているんだ。人びとや社会の前で、運動をつくっていくのは、すごくたいへんなんだ。ものすごく。疲れるし、イヤな目にあうし、傷つくし。でも、いいこともたくさんある。いろんな人にあう、いろんな経験をする、いろんなことを考える。そして、たくさんのたくさんのことを学ぶ。

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「民主主義ってなんだ?」アマゾンレビュー

9月23日(水)現在、すでに18件のレビューがありその評価は両極に分かれています。一部は隙あらば難くせをつけるネトウヨと想像できますが、正論で両極に分かれるというのは、その時代にあるべきものである証ではないでしょうか。新しい存在は常に否定されてきました。それは生物の本能です。時間とともに馴染んでいく。それが文化です。

もっとも参考になったカスタマーレビューより抜粋します。

戦争法案が通って、これからが「始まり」なんだと、デモで彼らは叫んでた。時間をかけて、「民主主義」の定義そのものがまるで違う人々と、それでも対話しようとする努力をやめないこと。もう一歩、前へ行けるんじゃないかという希望をくれたこと。そして、彼らの思いを「書籍」という形にして緊急出版してくださった関係者の方々にも、心より感謝です。たくさんの方々に、希望が届けられますように。

10時に届いてそのままトイレで読み始め、途中昼食一時間を除くと夕方には読み終えた。約7時間。国会での奥田愛基君の発言を聞いてこんな子は一体どうやったら育つのだろうと興味があって購入しました。よく理解できました。ありがとう。「マザー・テレサのいる家はウザい」がとても感動しました。お父様有名な方だったんですね。ギャンブラーの家系に生まれたラッパーの牛田君が大変な思想家だったり、外国特派員協会の記者会見で流暢な英語を披露されていた芝田万奈さんの流暢な理由も良く分かりました。それと、あとがき「おわりに」は泣きました。

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両極に分かれるレビュー

火花を抜いて流行語大賞に!?

芥川龍之介賞受賞作「火花」(又吉 直樹著)を抜いて、SEALDs(シールズ)の「民主主義ってなんだ?」がアマゾンランキング(日本文学)1位になりました。その定義は100人の専門家でもなかなか一致しないものなのです。今年の流行語大賞になるとも言われている一端に触れてみてはいかがでしょうか?

www.amazon.co.jp

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THIS IS WHAT DEMOCRACY LOOKS LIKE.


最後に)社会にコミットする作品

この記事のテーマは、シールズが又吉ぬいちゃったよ!ですが、このブログ自体は写真に関することをテーマにしています。シールズと写真が全く関係ないわけではなく、社会性を伴う作品は強さと深さがあります。それは作品と見る側が関係していくためです。

例えば「私は自然風景を撮っています。」でなく、「放射性廃棄物処分場候補地の森を撮っています。」と大衆に提示した時、どれだけの人が足を止めるかを説明するまでもない訳です。

風景とかスナップとかポートレートとか写真のジャンル問わず、そもそも社会や個にコミットしてる人間自身が魅力的に見えることも言うまでもありません。

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