9月16日 国会前デモで警官隊との押し合いになるエリアがありました。その原因は北庭⇔南庭の横断歩道が説明なく封鎖され物理的に人が溢れたことと過剰警備解消の訴えや不満のようでした。そこで公務執行妨害容疑で男12人・女1人の計13人が逮捕されたと聞きました。その理由は機動隊員の胸を押したという些細な事のようです。これを書いている翌9月17日 19:10ごろ車道の一部が開放されたそうです。過密エリア緩和になりましたのでトラブルないことを願っています。
国会正門前の車道開放を求める緊急声明
過剰警備は怪我などトラブルを招いているため、官邸前見守り弁護団は 国会正門前の車道開放を求める緊急声明 を提出していますが、9月16日の対応は曖昧なものでした。
車道開放理由 抜粋
- すでに歩道で収容し切れる限度を超えている。
- 押し合いをする事態に発展する等の混乱を生じさせている。
- 8月30日と9月14日は、最終的に鉄柵が外され、車道が開放されている事実がある。
- 密集により目眩や高血圧、脱水症などの症状を訴えて10数名が治療を受けている。
- 狭い歩道に閉じ込めて鉄柵で囲うということ自体が、重大な人権侵害である。
逮捕者を出したい理由がある
あくまで私感ですが、デモ活動の光景・写真は安倍政権にとってダメージです。そこで逮捕者を意図的に作り出すことで、悪い人たちが集まっているという口実作りなんだろうと現場で感じています。
逮捕者の作り方
指示係・撮影係・取り押さえ係の3つがあります。警察車両の上から狙いを定めデジカメ・ビデオで撮影後、取り押さえという流れ作業です。
警察車両の上から「危険ですので押さないでください」と継続的なアナウンスをしているのにも関わらず写真で分かるように「押せ!押せ!」と前線に指示をだしています。ガタイのいい体格に恵まれているのに、こんなくだらないことに使って悲しくなります。
非人道的逮捕
確認合意などなく力と数で引きずり出されます。
ああ、また仲間が連れて行かれた。。と、一方的でただ悲惨です。
(一部始終、弁護団が記録しているのが救い。)
向かうべきは警官隊ではない
警官隊は不必要に行動を咎めたり体で押して挑発してくることがあります。警察隊との関わりは国会前活動の目的であるデモ活動とは一切関係ありません。こちらからも関わらないようにすべきです。
ぼくも撮影中に背中からタックルされ転倒しました。シャツのボタンが取れるほど強く掴まれています。その警官はすぐに逃げて、別の警官に取り囲まれるという悔しい経験をしています。そこで理由を聞くも「危ないから」(え??)でした。転倒による打撲を訴えるも「そんなの知らない」の一点張りです。安倍政権・今の国会と同じよう理屈が通りません。中には暴言の専門家もいます。そんな経緯があることからこの記事を書くに至りました。
警察がさ決壊前の希望のエリア付近で市民に対してね「てめぇふざけてんのか?」とか「馬鹿野郎!おさまれっつってんの」とか罵声浴びせてたけどさ、あれ許されるの?
映像ちゃんととっておいたけど。あの白シャツで白髪ボウズの警察のおっさんなんなん?
エルボーやってくるわ足引っ掛けるわ。
— シンタヤベ (@257antonio) 2015, 9月 14
力ずくの現場というのはただ悲惨でしかありません。ぼくたちの向かうべき先は警官隊ではなく、戦争法案であり安倍政権です。不毛なエネルギーは消耗しませんように。君子危うきに近寄らず。