クラブツーリズム ふたご座流星群がテーマの撮影ツアーで、精進湖~富士五湖周辺を巡りました。2018年は12/14(金)21時頃に極大(流星群の活動が最も活発)を迎えると予想され、いつでも撮影できるよう精進湖から徒歩数分の精進マウントホテルに宿泊。当日は月齢7くらい、22:42に月の入りとなりますが、西側は里山があるので20時頃すでに月は山の稜線に隠れるなど、2018年のふたご座流星群撮影ツアーは好条件の揃った観測状況でした。
ふたご座流星群・精進湖~ダイヤモンド富士【撮影ツアー】
今回の撮影ツアーご参加は28名。早朝、新宿集合時点で快晴のもと移動中は車内で、流星撮影レクチャーをしながら、河口湖へ向かいます。
星空撮影は事前の天気予報が気になります。予報は数日間にわたって晴れマークが続いていましたが、実際現地の状況は予報とは別ものです。これは毎回撮影ツアーでお伝えしていること。というのも、天気予報と実際の雲量はあまり相関がありません。風景写真は出会いの芸術など例えられることがありますが、まさに天気予報は参考程度です。
天気に不平をいうほど下らないものはありませんが、個人的な経験則通り(快晴周期)夕方以降やっぱり薄雲で覆われていました・・(即、愚痴を聞く・なだめる役となります。笑)
実際、流れ星は活発に流れていました。最も活発だった時間帯で、100個/時間くらい流れたそうです。ぼくは撮影サポートのためカメラは放置でしたが、それでも30カット程に流星が写り込んでいました。
富士山(南側)は残念ながら朝まで雲で覆われていたので雲の開けている方向にカメラを向け、時おり火球(明るい流星)が写っていましたが、オリオン大星雲(M42)を貫く火球の姿や2つ同時に写っているカットがあり、やっぱり安定のふたご座流星群です。
そして、ウイルタネン彗星。
今まさに地球と太陽に最接近しているため明るく、写真には独特の青色で写るので把握しやすい彗星です。
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翌朝 精進湖 写真家 大山行男氏
日の出頃まで富士山は雲で覆われていたこともあり長時間露光などを軸としながら撮影していたところ、写真家 大山行男氏が写真展案内DMを手配りしていました。笑
大山 行男氏と5年くらい前に北岳の登山道ですれ違ったことがあったのですが、話しかけたらその出来事を事細かく覚えてくださっていました。精進湖はビエンナーレ作家の小林 久人氏とはじめて会った場所でもあり、いろんな接点が生まれていくように感じます。
大山行男写真展「富士 神さぶる山へ」
- 2019年1月5日(土)~1月21日(月)
- 10:30~18:30(最終日16:00終了)
- リコーイメージングスクエア新宿ギャラリーI
西湖~山中湖~ダイヤモンド富士(花の都公園)
朝食後、西湖~山中湖へ向かいました。ふたご座流星群を満喫されたようで、皆さんバスの中はお休み中 zzz
快晴ではあるものの、相変わらず富士山に雲が覆っていてダイヤモンド富士を拝めるかと心配の声があがりましたが、どこに行っても行ってみないと分かりません。結果、その時は雲が明けました。
流れ星はどこに出現するかわからないし、天候も同じようなものです。分からない部分があるからこそ風景写真であって、思いがけない出会いにこそ意味があるのではないでしょうか。
撮影ツアーリスト
2019年、年明けから星空撮影のチャンス有ツアーがいくつかあります。
ネット掲載のみのツアーなど追加の可能性があるので、随時チェックおねがいします。
画像レタッチ講座
アトリエにて Photoshop / Lightroom を使った画像レタッチ講座はじめました。
人数分のノートPCを貸出し致します。
※ 開催リクエストは希望日を2~3日程お知らせください。