The moment

写真で食っていくためのノウハウ、風景写真のテクニックなど紹介します。

星空撮影 広角単焦点レンズ:シグマ20mm F1.4 DG HSM

都市あかりのある(影響のある)エリアで星空撮影をする、例えば関東地方周辺で星空撮影をする場合は(最初に買った)標準ズームレンズ・キットレンズで十分に星空撮影できます。それより暗いエリア、例えば離島や海外(砂漠や草原地帯)で星空撮影する場合は限りなく暗く、満天の星空を撮影する場合は光をたくさん通す大口径レンズがおすすめです。例としてF1.4・F4.0(シグマ20mm F1.4 DG HSM)で下記画像ほど(露出差3段分)違いがあります。

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左:F1.4 / 右:F4.0 共通 SS:15秒・ISO6400(キヤノンDPP4
スクリーンショット・無加工)

星空撮影 広角単焦点レンズ:シグマ20mm F1.4

上記画像、F1.4で撮った左側は星空が十分に写っています。一方、キットレンズ位の明るさであるF4.0で撮った右側はかなり暗くことが分かります。

共通露出設定
  • ISO6400:これ以上感度を上げるとノイズが目立ってきます。
  • シャッタースピード15秒:これ以上長くすると星はで写らなくなります。(軌跡・線になる)

露出(明るさ)はシャッタースピードF値ISO感度の3つで成り立っています。ISO感度をもっと上げられる機種もしくは、星が点で写らなくてもいいのであればシャッタースピード・ISO感度変更で満天の星空を写し込む事ができますが、星を点で撮りたい場合、それら露出設定の制約に加えてF値が物理的な制約になってしまいます。せっかく離島や海外で星空撮影のチャンスがあって満天の星空を点として撮りたいのであればどうしてもF値の少ない明るいレンズが必要です。

地上の対象と星座を一緒に撮りたい・天の川をたくさん入れたい・星座だけを撮りたい等、画角・焦点距離によってレンズの選択肢は変わりますが、ぼくはシグマ20mm F1.4 DG HSMを星空撮影用に持ち歩いています。先日お知らせで掲載したモンゴルで撮ったゲルと天の川の写真もそのレンズで撮りました。

ここで触れているのは明るさ設定のみですが、デジタルカメラで星空撮影はさほど難しくないのでレンズ選びの参考になれば嬉しいです。

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EOS 5D mark4 + シグマ20mm F1.4 DG HSM(SS:15秒・F1.4・ISO6400)


muto.photowork.jp


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SIGMA 単焦点レンズ Art 20mm F1.4 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応

SIGMA 単焦点レンズ Art 20mm F1.4 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応