4/3(金)に安倍総理はフリーランス・中小企業に対し事業を持続することを目的として給付金措置を創設することを述べました。本記事を書いている時点で詳細は検討中ですが、これは個人事業主・フリーランスなら最大100万円、中小企業なら最大200万円の現金給付が受けられる制度です。この措置、持続化給付金について、4/6(木)時点でわかっていることを紹介します。
【もらえる給付】持続化給付金 個人事業主・フリーランスなら最大100万円、中小企業なら最大200万円の現金給付 | 新型コロナウイルス【3】
持続化給付金は一連の新型コロナウイルス感染症対策の一環として行われる史上初の制度となり詳細検討中ですが、目的は4/3(金)に行われた未来投資会議(第37回)の資料に記載されています。
そこで、論点になっているのは金額より対象者・給付条件。
参考・比較対象として2009年に施行された定額給付金(全国民に一人当たり12,000円)が挙げられますが、定額給付金の一律支援は支援の必要のない裕福な人にもお金が配られ、多くが貯蓄に回るなど効果が限定的だったとされています。
- 中小・小規模事業者が事業を持続するための給付金制度の創設‧地方などでは、借入をしても返済の目途が立たないため、借入れをせず、短期的なキャッシュフローの不足により、事業を持続できなくなる事業者が続出するおそれ。
- 上記の無利子・無担保融資に併せて、事業継続に貢献する資金として、特に厳しい状況にある中小・小規模事業者等に対しては、給付を行うべきではないか。(第37回 未来投資会議 論点メモより)
持続化給付金 のポイント(4月6日時点)
日本の中小企業者数は約350万と言われています。(フリーランスはさらに2~3倍くらい?)
それに対して想定している給付件数は50万~100万件を見込んでいるそで、対象となるのは全体の10%程度でしょうか・・
対象から外れた人でもマスク2枚はもらえます!(笑)
- 個人事業主に最大100万円、中小企業に最大200万円の給付(返済不要)
- 2020年1~3月のうちいずれかの月収が前年から半分以上減少(売上?収益?)
- 減少分の12か月分を国が上限額まで補償
- 50万~100万件の給付になる見込み(対象はかなり限定的?全体の10%くらい?)
- 現金給付は5月中の支払い予定
このような類似申請関連に必要なものは、本人確認書類、通帳、住民票、銀行印ですが、それらに加えて確定申告書+帳簿となるでしょうか。